カテゴリ:├Mac OS X( 26 )
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Mac OS X のオーソドックスなトラブルシューティング
Mac OS X が「なんかおかしい」場合、一般的に有効な対処法11種類のメモ。

1)再起動
2)関連の初期設定ファイルを捨ててから再起動
3)アクセス権の修復とディスクの検証
4)セーフブート
5)シングルユーザモードでのブート
6)Time Machine で過去に戻る
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101)PRAMクリア
102)AHT(アップル・ハードウェア・テスト)
103)別ユーザでログイン
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998)OS を上書きインストール
999)初期化して OS を新規インストール
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他にもいろいろあるでしょうが、とりあえず以上について説明します。


1)再起動


基本です。メニューバー左端のリンゴマークから「再起動...」を選択。


2)関連の初期設定ファイルを捨ててから再起動


まずこのカギカッコ内の文字列→「~/Library/Preferences/」をコピーする。Finderをアクティブにして、メニューバー→「移動」→「フォルダへ移動...」を選択し、「フォルダの場所を入力...」に先の文字列をペーストして「移動」ボタンを押すと、「Preferences」フォルダが表示される。そこには大量の、拡張子「.plist」のファイルが格納されている。「plist」とはたぶん「Property List」の略。例えば「Finderが不安定」「デスクトップの表示がおかしい」「ファイル名が変」とかなら、Finder 関連の初期設定ファイル、「com.apple.desktop.plist」と「com.apple.finder.plist」をゴミ箱に捨ててシステムを再起動してみると、直る場合がある。関連ファイルかどうかはファイル名で判断する。ちなみにファイル名は「com.会社名.アプリ名.plist」というカタチをしてることが多い。例えば「FontExplorerX.app」の初期設定ファイルは「com.linotype.FontExplorerX.plist」。


3)アクセス権の修復


アクセス権の修復は、やり過ぎて悪いということはないので、たまに(毎月とか、年に4回とか)やるとよい。アクセス権とはなんぞや、というようなことは考えても無駄なので、気にしなくてよい。Spotlight(メニューバー右端の虫眼鏡マーク)をクリックして出て来る入力フィールドに、英数モードで「disk utility」あるいは「diskutility」と入力。通常「disk」辺りまで打ち込んだ時点で「ディスクユーティリティ」というアプリが候補に出て来るので、それを選択。ディスクユーティリティが起動する。ディスクユーティリティのウィンドウの左ペインでディスクを選択し、右ペインで「First Aid」を選択すると「アクセス権を検証」「アクセス権を修復」というボタンが有効になる。経験上、ウチの環境では「修復」を押せば「検証と修復」が実行されるので、検証は飛ばしていきなり「修復」を押す。終わると大抵は「ホニャララは修復できませんでした」という大量の表示が残るが、考えても無駄なので気にしない。

ディスクの検証

ディスクの検証は別ボリュームで起動して行う。起動中のディスクでやるのは、運転中の車のエンジンを調べるようなもので、危険だし、時間もかかる。面倒でも別ボリュームで起動した方が圧倒的に早い。通常のMacなら「リカバリー領域」で起動できるはず。起動音が聞こえたらすぐに「command」と「R」を押して、押し続ける。システムが起動したら、ディスクユーティリティを起動。


4)セーフブート(セーフモードでの起動)


セーフブートとは、OS X 10.2 以降で利用できる特別な起動方法(ブート、とは起動という意味)。経験上、かなり万能というか必殺というか、多くのトラブルに効果アリ。ブートしてから特に何かをするわけではなく、セーフブート自体に修復効果がある。セーフブートした後の Mac OS X の状態をセーフモードと呼ぶ。セーフブートするには、起動音が聞こえたらすぐに shift キーを押す(起動音の前から押しちゃダメ)。グレーのアップルアイコンの表示に続き、回転するギアとプログレスバーが表示されたらshift を放す。セーフモードでの起動が始まる。起動には5 - 10 分かかる。その間、いずれのキーも押さないように注意。セーフブートは、起動ボリュームに存在するソフトウェアまたはディレクトリの問題を解決する上で有効に作用する可能性があります。セーフモードを終了するには、通常の方法でコンピュータを再起動する。


5)シングルユーザモードでの起動



これは通常は不要(セーフモードで十分)。シングルユーザモードで起動するには、起動音が鳴ったらすぐ、コマンド+ S キーを押す。黒地に白のテキストが表示されたら放す。シングルユーザモードはコンピュータの起動シーケンスの問題を解決するのに役立つ場合があります。ブートしてから特に何かをするわけではなく、シングルユーザモードでのブート自体に修復効果がある。標準モードに戻るには、「reboot」と入力して Return キーを押す。


6)Time Machine で過去に戻る


(どう書いたらいいか考え中)


101、102)PRAMクリアと AHT


PRAMクリアと AHT についてはよく知らないので、必要と思われる方はググってください。


103)別ユーザでログイン


新規ユーザを作り、そのユーザでログインしてみて、不具合が再現しないとしたら、不具合の原因がホームフォルダ内にあると特定できる。この場合たいていは、ホームフォルダ内の「ライブラリ」フォルダに原因がある。特定できたとしてそれでどうなる、と聞かれると困るんですが、少なくとも「これは初期化して再インストールすれば直る症状なんだ」と確信できるので、気持ちが明るくなります。

新規ユーザを作るには「システム環境設定」→「ユーザとグループ」を起動する。ただ、この名前は Mac OS X のバージョンによっていろいろなので困る。とにかく「ふたりの人の上半身が重なってるアイコン」のヤツだ。「ユーザとグループ」パネルを開いたら、左下の南京錠をクリックして、あなたが設定したシステム・パスワードを打ち込む。すると左ペイン左下の「+」ボタンが有効になるので押す。あなたが「sazae」さんだとして、例えば「test」という名前の新規ユーザを作る。作ったら「sazae」からログアウトして、「test」でログイン。こんな説明で何かが伝わればよいのですが。


998)OS を上書きインストール


かつて、OS のバージョンアップに際して「初期化して新規インストールするのが通。上書きインストールは不具合を引き継ぐことになるので感心しない」という言い伝えがあったが、それは Mac OS 9 までの話。近年の OS X は上書き前提に作られており、上書きの方が安全。例えば「OS のバージョンアップに伴って Mail.app のメールデータの保管形式が大きく変わった」という場合、上書きインストール中にデータのコンバートを行うので、上書きインストールでないとデータを引き継ぐことができなかったりする。

で、この上書きインストールは、トラブル対処としても有効なことがある。ごく気軽に簡単にできるので、ぜひ試すとよいです。ただ、旧世代のOS(例えば「El Capitanの時代に10.6」とか)を使い続けたいかどうか、インストーラを持ってるかどうか、起動可能なインストールメディアを持ってるかどうか、今現在のシステムが、アップデートによってインストーラのバージョンよりも微妙に新しくなってないか、などの順列組み合わせで、想像以上にいろんなケースがあるため、やり方を網羅的に説明するのは私の能力ではツラい。詳しく知りたい人はそれぞれの事情に最適の解をGoogle先生に聞いてみてください。


999)初期化して OS を新規インストール


データを日常的にバックアップしていれば、「初期化して新規インストール」は怖くない。逆に言うと、「初期化して新規インストール」を怖いと思わない程度に、日常的なバックアップを心がけるべき。
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by nobiox | 2016-01-13 21:09 | ├Mac OS X | Comments(0) |
Mac OS X の「3種のライブラリ」
Mac OS X には「ライブラリ」という名前のフォルダがみっつあって、慣れるまではややこしい。区別するために、ディスクの最上位階層にあるのを「ローカルライブラリ」、「システム」フォルダの中にあるのを「システムライブラリ」、「ホーム」フォルダ(家のアイコンのヤツ)にあるのを「ユーザライブラリ」と呼ぶ。

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パスで書くとこの↓みっつ。
/Library/
/System/Library/
/Users/anatanonamae/Library/
パスというのは「住所」のこと。パスの表記法はいろいろあり、この書き方は UNIX 方式。何故 Mac なのに UNIX なのかというとじつは Mac OS X は UNIX なのだー(間違ってたらごめん。「UNIX ベース」なのは間違いない)。UNIX 方式のパスが「/」で始まってた場合、この最初の「/」は「ディスクの最上位階層」を意味する。かっこよく言うと「ルート・ディレクトリ」。ちなみにURLなんかもパスの一種。

UNIX 方式ではホームフォルダを「~」で表せる。通称チルダ。あるいは「にょろ」。ユーザ名に関わらずホームを一意に指定できるので便利。これを採用すると上記パスはこう書ける。
/Library/
/System/Library/
~/Library/

さらにややこしいことに、Mac OS X のデフォルトでは、ユーザライブラリは非表示になっている。みっつのライブラリの中でいちばん用事があるところなのに。ややこしいというか、こういうことされると説明のための文字数が増えるんだよコノヤロウ。えー、ライブラリを常に表示させる方法は「osx ライブラリ 表示 ターミナル」でググってください。常に表示させなくとも、Finderの「移動」メニューから「フォルダに移動...」を選択し、「~/Library/」をコピペして「移動」を押せばアクセスできる。いったん表示させて、ライブラリフォルダのエイリアスを作り、本体はまた非表示にしとく、ということも可能。

当然、ユーザーが2人いる場合はユーザライブラリがふたつあることになるんだが、他のユーザのライブラリを見ることはできないので、その場合でも「同時に認識できるライブラリフォルダはみっつ」ということになります。
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by nobiox | 2016-01-05 18:32 | ├Mac OS X | Comments(0) |
Name Mangler の Advansed機能の自分用メモ
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図Aのように複数フォルダに存在するファイルを、Bのように一気通貫式に連番リネームすることは、だいたいどんなリネーマーでも一発でできる。処理対象からフォルダを除いた上で、ふたつのフォルダをまとめてドロップすればいい。だがCのように「フォルダ単位で」連番にするには、通常、フォルダの数だけリネーム作業を繰り返す必要がある。ふたつぐらいならどってことないが、『ジョジョの奇妙な冒険01』-『同60』とかだともうやってられない。Name Manglerの「Advansed」では、そんなリネームも一発で可能。さらに、Dのように「親フォルダの名前 + ハイフン + 連番」といったインテリジェントな処理もできる。やり方は、

1:リネーム方式を選ぶプルダウンメニューから「Advanced」を選び、
2:「Snipets」プルダウンメニューから「Create New Snipet」を選び、
3:というかムチャクチャわかりにくい!!!!!!!というかわからん!!!!!

まあなんとかみなさん火事場の馬鹿力を発揮してそこを乗り越えてください。私でもできたんですから(いまはできないけど)。そこを乗り越えて、以下のスクリプトをウィンドウに貼って、保存。ここを参考にしました。

もしかすると

1:リネーム方式を選ぶプルダウンメニューから「Advanced」を選び、
2:以下のスクリプトをウィンドウに貼って、
3:「Snipets」プルダウンメニューから「Create New Snipet」を選び、
4:名前をつけて保存。

かも。
[concatenate

"-"

[sequence
from "1"
increment by "1"
sleep "0"
maximum index ""
minimum number of digits "3"
identifier
]

<.extension>

]
「Snipets」プルダウンメニューから「Manage Snippets...」を選ぶと、保存したスニペットをファインダーで表示します。ちなみにパスは「~/Library/Containers/com.manytricks.NameMangler.MAS3/Data/Library/Application Support/Name Mangler」。

関連記事:Mac OS X におけるリネーマーの比較
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by nobiox | 2015-06-27 11:23 | ├Mac OS X | Comments(0) |
Mac OS X におけるリネーマーの比較

処理中ファイル名重複問題について


連番の数字をずらしたい、という場面が、たまにある。
例えば「05.html」「06.html」「07.html」というみっつのファイルの名前を
「06.html」「07.html」「08.html」にしたいとか。その逆とか。
「リネーム処理完了後」にはファイル名の重複はないが、「処理中」には重複が発生するわけだ。

その場合、最も素朴なリネームソフトは「06.html、07.html という名前のファイルがすでに存在するため処理を続行できません」というエラーメッセージを返す。あるいは勝手な判断で「06.0.html」「07.0.html」「08.html」などとリネームする。ここではそういうのを「(素朴)」と表記する。賢いリネームソフトは、処理中重複問題など存在しないかのように、黙ってこちらの希望通りの結果をもたらす。ここではそういうのを「(賢い)」と表記する。






Name Mangler(賢い)


正規表現対応。速度、インターフェイスとも文句なく、個人的にはベスト。欠点は高いこと。自分はたまたまApp Store のセールで1000円で買えてラッキー。まあ、1000円でも安いとは言えないが。
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リネーマーの使用目的の九割は、「Find and Replace(検索置換)」と「Sequence(連番)」だ。みなさんもそうじゃないですか。画像の通り、Name Manglerの「Choose operation」ポップアップメニューではそのふたつがトップにあり、おかげでとてもスムースに選択できる。細かいことだが、使い勝手というのはこういうディテールの積み重ねだ。

「Advansed」機能も強力。下図Aのように複数フォルダに存在するファイルを、Bのように一気通貫式に連番リネームすることは、だいたいどんなリネーマーでもできるが、Cのように「フォルダ単位で」連番にするには、通常、フォルダごとにリネーム作業を繰り返す必要がある。Name Manglerの「Advansed」では、そんなリネームも一発で可能。さらに、Dのように「親フォルダの名前 + ハイフン + 連番」といったインテリジェントな処理もできるし、そのクエリを保存することもできる。素晴らしい。「name mangler advansed parent folder」でググれば、中学生程度の英語力で理解可能。興味ある人はこの記事を読んでください。
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ただ、値段以外にも欠点がある。フォルダをリネームできない。仕方ないのでフォルダのときだけ、Better Rename 9を使っている。

2015.06.27後記:
Name Mangler がフォルダをリネームできない、というのは愚かな誤解でした。半年もの期間ガセ情報を掲載していて申し訳ありませんでした。今日発見したこと:ウィンドウの左上のバーの「List Files and Folder Contents」とある部分をクリックするとご覧のように、プルダウンメニューが出ます。
「Files」「Folders」「Folder Contents」という3行が見えますね。
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「Folder Contents」にチェックしてあると、フォルダの中身まで掘る。「再帰的に処理する」とかいうらしい。「Files」「Folders」はそのまんまの意味。ここのどれをチェックしどれのチェックを外すかで、処理対象を随時指定可能です。素晴らしい。後記終わり。






Better Rename 9(賢い)


「Advnced & Special」カテゴリーで正規表現対応。機能的にはName Manglerと並び、Macリネーマー界2トップの一角を成す。App Store のセールで200円で買えた。ただ、ちょっとびっくりするぐらい遅い。
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NameChanger(素朴)


無料。正規表現対応。拡張子の扱いなど、仕様が独特でわかりづらいが、わかってみると大概のことはできて、Better Rename 9 よりずっと速い。フリーのリネーマーをお探しの方には強力におすすめできます。ただし処理中重複問題に対して素朴だし、フォルダはリネームできない。
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Shupapan(素朴)


無料で、ムチャクチャ多機能。当然正規表現対応。
さらに、作成日/変更日の一括変更、パーミッション(アクセス権)の一括変更など、
一般的なリネーマーが備えていない機能がある模様(試したことはない)。
やたらに出る確認ダイアログがウザくて嫌いだったけど、設定をいじったら緩和された。
上記みっつのソフトがすべて、設定にリアルタイムに追随してリネーム結果のプレビューを表示するのに対して、Shupapanはいちいち「プレビュー」ボタンを押す必要があり、その点がなんとなく「旧い設計」な感じがしてしまう。無料で使わせてもらえるものにケチつけたりして申し訳ないのですが。
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Rename It(素朴)


無料。悪くはないけどフォルダはリネームできない。割とフリーズする。






Rename(賢い)


無料。処理中重複問題に対しては賢いけれども、連番の桁数が指定できないし、
処理対象は常に「ファイルとフォルダ」だしと、いろいろ素朴過ぎる。
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by nobiox | 2015-01-03 16:53 | ├Mac OS X | Comments(0) |
Mac 用 PDF ビューワー

「先単」と「開開」の基礎知識


ここでは右綴じ左開きを前提に話をする。

ページ物のPDFファイルを見開き表示させる方式はふたつある。「先頭のみ単独表示タイプ、略して先単」と「いきなり見開き開始タイプ、略して開開」。前者は、1ページ目は表紙だと解釈して単独表示し、2ページ目以降から見開き表示するやり方。2ページが右で3ページが左。「奇数ページが左」という右綴じ書籍の原則に合致する。一方後者は、1ページ目を右、2ページ目を左に、以下同様に「奇数ページを右」に表示するやり方。個人的にはこっちの方が好き。表示サイズが統一されてるのが気持ちいい。1ページ目をカバー表四、2ページ目をカバー表一にしておくと、カバーが見開きで見渡せていい感じになる。「本棚に表示されるのが表四になっちゃっていいのか」という問題があるが、iOSでは「i文庫」を使えば、表紙は任意のページを選択できる(しかもトリミングまでできる)ので無問題。

表示方式がふたつあるということはイコール、PDFファイル(のまとめ方)が2種類あるということだ。先単仕様のPDFを開開ビューアで開くと左右がズレるし、開開仕様のPDFを先単ビューアで開いても左右がズレる。悩ましい。今のところ(試した範囲で)この問題についての最善解は、全ページを見開き単位の画像にしてからPDF化すること。どんなビューアで見ても絶対にズレない。それやると iPhone とかでページ単位で見たいときに困るじゃん、という話があるが、「i文庫」は標準で、横長の画面は見開きと解釈し、インテリジェントにページ単位で表示できる。

そこまでやらなくても、「表紙だけ(背も含めて)見開き画像にしておく」のはいい案かも知れない。多くのビューワは「横長の画面は見開きと解釈する」機能を備えているので、この場合「開開」で見ても「先単」で見ても同じ結果になる。「開開」で見ても「先単」で見てもP1は見開きの表紙、めくるとP2とP3が見開き、以下同様に奇数ページが左、ということだ。ビューワの仕様によるんだけど、そういう仕様のビューアが多い。

世間的にはどちらかというと「先単」が標準っぽい。ブラックジャックによろしく(にはいろんなバージョンがあるのかも知れないが、僕がダウンロードしたもの)は先単だし、kindle本もすべて先単だ。ただし、PDFビューアとしてブッチ切りのシェアを持つと思われる「Adobe Reader」は、デフォルトでは「開開」である。現状、PDFビューアには「先単固定」「開開固定」「先単・開開両対応」の3種類あり、個人的には両対応機能の普及を願っている。





プレビュー(先単固定)を試す


プレビューで見開き表示させるには、command + 3。ただし、横組の本専用。却下。

Adobe Reader(先単・開開両対応)を試す


Acrobat で見開き表示させるには、メニューの「表示」→「ページ表示」→「見開きページ表示」。この設定は記憶してくれない。ファイルを開くたびにやる必要がある。この時点では開開表示。

さらに「表示」→「ページ表示」→「見開きページ表示で表紙を表示」にもチェックを入れると、先単表示になる。

右綴じにするには「ファイル」→「プロパティ...」→「詳細設定」→「読み上げオプション」→「綴じ方」。ああメンドくさい。だけど、スクロールホイールでのページ送りは快適。

「プロパティ...→開き方→ページレイアウト」のポップアップメニューには

・「デフォルト」
・「単一ページ」
・「連続ページ」
・「見開きページ」
・「連続見開きページ」
・「見開きページ(表紙)」
・「連続見開きページ(表紙)」

という7つの選択肢があるんだが、どれを選んでも何の変化もない。何なのこれ。

cooViewer(開開固定)を試す


「同じフォルダのファイル」というメニューが素晴らしい。
「mi」(旧称ミミカキ)には「同じフォルダのファイル」というメニューがあって、多用する。すげー便利。どうしてInDesignにもAppleScriptにもiTextにもないのかなー、と不思議に思ってる。「mi」以外でこの機能を持ってるアプリに初めて出会った。cooViewerでは正確には「同じフォルダのフォルダ・アーカイブ」となっている。例えば「ブラックジャックによろしく01」を読み終わって、閉じても、あるいはいったん別のアプリに移っても、再びアクティブになったとき、cooViewer は最後に開いたファイルを記憶していて、このメニューから「ブラックジャックによろしく02」を開ける。素晴らしい。もちろん同じフォルダにそれがあれば、の話だが。

PDFにまとめてなくても表示してくれるのが素晴らしい。
フォルダ・アーカイブというのはどうやら「PDFファイル」と「画像の詰まったフォルダ」と「画像の詰まった圧縮ファイル」を総称する概念っぽい。「画像の詰まったフォルダ」や「画像の詰まった圧縮ファイル(zipとrarに対応)」を、まるでPDFファイルのように扱える。というか変更履歴によると、もともとが画像ビューアで、PDF閲覧機能は後からつけたらしい。

かゆいところに手が届く素晴らしさ。
最初、余白が真っ黒なのが気になって馴染めなかったんだけど、初期設定でどんな色にもできる。僕はごく薄いグレーにしました。最初、「ページ数」と「ページバー」が左上に固定表示されてるのが邪魔で馴染めなかったけど、初期設定で非表示にもできるし、マウスを動かしたときだけ表示する設定にもできる。色も、位置も、ページ数を示すフォントも、フォントサイズも、文字色もカスタマイズ可能。僕は試行錯誤の末、ウィンドウを若干縦長にすることで常に上下に余白を表示させ、そこに常時表示させることにしました。

他にも、カスタマイズできることが異様なまでに多い。こまごまとしたキーバインドの変更。最後のページで「次のページ」を指示した場合、そこで行き止まりにするか、最初のページにループするか、次のファイルの先頭ページに飛ぶか。この機能を使えば前項の「同じフォルダのファイル」すらも必要ないわけだ。「次のファイル」の定義も、名前順、作成日順、更新日順、シャッフルから選べる。凄い。

縦書きの場合、デフォルトでは「キーボードの左矢印キー」、あるいは「マウスで見開きの左ぺーじをクリック」で読み進める。で、最後の奥付まで来て、同じリズムで左矢印キーを押すと、次の巻の表紙が表示される。このデジタルならではのシームレス加減は気持ちいいけど、シームレス過ぎてなんかちょっと寂しい。拍子抜けするというか。なので今のところ、最後のページで左矢印キーを押すと「何もしない」にしてます。その方が「お、一冊終了か」という実感が出る。そこで「option+control+左矢印」で「次の巻」。「option+右矢印」だと「最初のページ」にしてみた(何故かcommandキーはキーバインドに設定できない)。

キーボードの「1」を押すと全体の10パーセントの位置へ飛ぶ。2で20パーセント、3で30パーセント。tabキーで10ページ進む。shift + tab で10ページ戻る。この10という数字は、初期設定で好きな数にできる。知れば知るほどよくできている。

「縦長のページの中に突然横長のページが現れたら見開き1枚絵と判定してしかるべく表示する機能」もある。その場合何パーセントくらい横長だったらそうするか、みたいな指定までできる。ここまでやって無料で公開するという、その太っ腹加減に感動するじゃないですか。オレだったら例えば500円くらいはとる。というか、個人的には3000円でも買う。

サイズの解釈が素晴らしい。
cooViewer は、サイズやプロポーションが違う画像でも、見開き単位で天地を揃えて表示する。これは当たり前と言えば当たり前だけど、ComicViewer はそうじゃないので、cooViewer独自の素晴らしい美点のように思えてしまう。下は、極端にサイズもプロポーションも違う画像2枚を見開き表示させてみた結果。上が cooViewer、下が ComicViewer。
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ComicViewerには「すべての画像を1ページ目の画像のサイズに揃える」ボタンがあり、それを押すとまた別の結果になるんだが、それはそれで「揃える」の定義と言うか、何を揃えているのかよくわからない。もしかすると左右の幅を揃えてるのかも知れない。少なくとも天地ではない。

cooViewer はここがダメ。
・たまに異常終了する。
・同時に2冊以上の本を開くことができない。常にウィンドウはひとつ。
・作者さんはもう開発を放棄してるっぽい。

ComicViewer(先単・開開両対応)を試す


ComicViewerのツールバーには「1ページ目のみは単独表示にする」かどうかをトグルするボタンがある。素晴らしい。あと、ふつうに2冊でも3冊でも同時に開ける。その他の点では特に cooViewer に勝ってる点は見つけられないが、いや、この点だけで充分に素晴らしいと思う。

Simple Comic(先単・開開両対応?)を試す


先単仕様のPDFをSimple Comicで開くと、なんと、開開仕様で開く(ことがある)。何を言ってるのかわからねえと思うが、つまり、「PDFファイルのP1が左、最終ページが右」という見開きで始まるのだ。なんだこの謎仕様。でも、そうならないときもあって、困る。

というわけで全体像をまだちゃんと把握できていないが、とにかく「option + 右矢印」「option + 左矢印」で、「1ページだけ表示をズラす」機能がある。なにかの加減で左右がズレちゃってもこれで修正可能。じつに安心、じつに素晴らしい。ちなみに2冊でも3冊でも同時に開ける。ただ、ウチの10.8.5環境のせいなのか、それとも意図した仕様なのか、ウィンドウのサイズが最大固定なのが鬱陶しい。ノートユーザーなんかにはいいんだろうけど、大画面モニタでマンガ読むにはデカ過ぎる。

Skim(先単固定)を試す


ちょっと検索してみると、WEB 上で Skim を称賛する声は非常に高い。だけどマンガ読むにはなんか微妙な感じ。

iBooks を試す


2015年8月、Mavericks にしたので iBooks に触ってみた。勝手に「カスタマイズの巾が広いPDFビューア」だと思い込んでいたんだけど、実際は「PDFファイルを管理するもの」であり、リストからダブルクリックするとプレビューで開くの。なんだこれ。がっかり。

IV を試す


2015年8月、Mavericks にしたので IV を試してみた。漫画用ビューア比較表 @ ウィキ - 漫画用ビューア比較表で知ったアプリなので当然PDFビューアだと思い込んでいたんだけど、なんと「圧縮ファイル専用ビューア」だった。









画質について


画質は画像ファイルによって決まってるわけで、表示するアプリが「プレビュー」だろうとAcrobat ReaderだろうとPhotoshopだろうと関係ない、と思い込んでいた。が、そんなことはないのだ。デジカメの画像処理エンジンにそれぞれの個性があるのと同じく、画像ファイルを画面に表示するためには何らかのアルゴリズムが必要で、それは決して一意に決まるわけではなく、無限の種類がある、らしい(間違ってたらすみません。少なくともJPEGはそう)。cooViewer と ComicViewer のJPEG表示性能は、残念ながら「プレビュー」「Acrobat」には及ばない、ことが多い。

cooViewer と ComicViewer はどっちがいいか。今のところの印象では、ほとんどの場合 cooViewer の勝ちだ。cooViewer の方がパキッとして見える。好みの問題だが、自分はマンガについては白黒パキッと見えるのが好き。だけど絶対ではない。画像によるし、同一画像でも、表示サイズによる相性もある。ような気がする。場合によっては「プレビュー」含めたみっつでほぼ差を感じないこともあるし、cooViewer が大きく劣るケースも、稀にある。下はそれぞれ同一のPDFファイルを4つのアプリで開いてみた、比較画像。

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下の方の、雑誌のキャプション文字は「cooViewer どうしちゃったの?」って感じだけど、相性、なんですかねー。興味ある方はぜひこの画像ファイルはダウンロードして、拡大してみてください。料理と店の写真を、画素が四角く見えるくらいに拡大して見ると、いい悪いはともかく cooViewer だけがはっきり異質なチューニングなのがわかる。これほどはっきり向かない画像がある以上、 当面は cooViewer 一択とはいかず、相性で使い分けるしかない。

TIFFに書き出して試してみた。

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(比較画像のテスト条件詳細)
・OSはMac OS X 10.8.5。
・cooViewerはバージョン不明(変更日2011.5.29)。
・ComicViewerはバージョン2.0。
・プレビューはバージョン6.0.1。
・Adobe Acrobat X Proは 10.1.12。
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by nobiox | 2014-10-19 07:39 | ├Mac OS X | Comments(0) |
Finderの「移動」メニューと InDesign のキーボードショートカット
Finderの「移動」>「フォルダに移動」で「/」と入力してリターンキーを押すと、
最上位階層へ移動できる。
「~」だと、自分のホームフォルダに移動できる。それはわかった。わかっている。
しかし「~Library/」だとダメだ。「フォルダが見つかりません」と言われる。
さっぱり意味が分からない。
もういいや、めんどくせ。

・・・と思っていた昨日までの私、さようなら。ついに正解を知りました。
「~/Library/」だった。なんだよ最初からそう教えてくれりゃいいじゃんーー。

InDesign CS4 のキーボードショートカットのセットは、
「~/Library/Preferences/Adobe InDesign/Version 6.0-J/ja_JP/InDesign Shortcut Sets」
に保存されている。

勢いで「CopyPath」という有料ソフトも購入した。
値段は0.99ドル、とサイトに書いてあったけど、App Storeで85円だった。
本日のアベノミクス・レートだと0.99ドルは101円なので、16円得したと思っておく。
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by nobiox | 2013-05-13 13:11 | ├Mac OS X | Comments(0) |
「Launchpad」とも闘うのである。
OS X 10.7 Lion を使ってて今のところ最も理解できないのは「Launchpad」だ。しかし iPhone ユーザー向けにこういうインターフェイスを用意したかった、という意図も理解できるので困ってしまう。これは、たぶん必要な機能なのだ。できることなら僕も、Launchpad を好きになってみたい。

いま Launchpad を起動してみたら、5ページちょっと、204のアプリケーションが表示された。これを「Launchpad-Control」で80以内に絞れば、快適に使えそうな気がする。僕の場合、例えば「Mail」「Safari」「プレビュー」とかは Quicksilver でラウンチするので、Launchpad に表示してもらう必要は全然ないのだ。さて、しかし、それ以上はどういう方針で減らせばいいだろうか。

とりあえずすべてをオフにして、そこから必要なものを追加していくのが吉か。この記事はいずれ加筆する、かもしれません。
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by nobiox | 2012-02-23 02:21 | ├Mac OS X | Comments(0) |
「オートセーブ」「バージョン」「再開」との闘いの記録
OS X 10.7 Lion には「オートセーブ」と「バージョン」と「再開」という重要な機能が搭載された。人とパソコンの付き合い方を根底から変革するかも知れない重要な機能、なんだそうだ。

アップルと僕とを比べれば、アップルの方に先見の明があることは疑いようもない。アップルが小型ハードディスクに音楽再生機能を載せて売り出すらしい、名前は iPod、と聞いたとき、バカだなあ、そんなもん売れる訳ないじゃん、と思ったのは僕です。椎名林檎作詞作曲でともさかりえが歌う「カプチーノ」というシングルを、聴いた瞬間に大ヒットを確信したのも僕です。すべて、間違っていたのは僕の方だった。「オートセーブ」「バージョン」「再開」も、数年後には人とパソコンの付き合い方を根底から再定義し、僕らを新しい未来へ連れていってくれるのだろう。きっとそうだ。

そうだとしても、だ。今のところは、鬱陶しさしか感じられない。とりあえず「プレビュー」と「テキストエディット」が「オートセーブ」と「バージョン」に対応しているらしいけど、Lion のプレビューは、どうなってんだよこれ、ってくらいに動作がのろい。「オートセーブ」と「バージョン」に関係あるのかな、と、思わざるを得ない。

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「再開」はすごく便利だ、という人も大勢いるらしい。そうなのか。例えば Safari を、あるページを開いた状態で、終了してみる。再び Safari を起動してみる。すると、さっき開いていたページが開く。これが「再開」だ。

さらにややこしいことに、ログオフウィンドウに「再ログイン時にウィンドウを再度開く("reopen windows when logging back in")」というチェックボックスがある。「再開」と「再ログイン時になんちゃら」の関係はなかなか理解しにくいが、前者は「アプリを起動したときにウィンドウを再開する」機能で、後者は「Mac を起動した時に、前回終了時に起動していたアプリを再開する」機能だ。

職場で、一人で残業を片付けた夜、帰り際にしばしエロサイトを眺めたとする。「再ログイン時にウィンドウを再度開く」にチェックしたまま、マシンをシャットダウンしたとする。翌朝、出勤して、Mac の電源ボタンを押し、起動を待つ間、給湯室でコーヒーを入れて席に戻って来てみるとこりゃまたどうしたことだ、さわやかな朝の光の中、勝手に Safari が起動して、見覚えあるようなないようなエロ画像.jpg を表示しているではないか。これが「再開」と「再ログイン時になんちゃら」の機能だ。どうしてくれるんだ。いい加減にしろ。アメリカだったら訴訟ものではないか。

「再開」と「再ログイン時にウィンドウを再度開く」はデフォルトでオンであり、これをデフォルトでオフにする方法は用意されていない。アップルは是が非でもこの機能の素晴らしさを全世界のユーザーに納得させる気満々のようだ。実際、「再開」を便利だと思う人も多いらしい。あきらめよう。この機能をウザいと思う人は、システム終了時に毎回々々「再ログイン時にウィンドウを再度開く」のチェックを外そう。さらに念を入れるなら、すべてのアプリケーションを終了させてからシャットダウンしよう。それしかない。それが、基本だ。

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以下は、基本を外れた裏技探求篇。「Macとかの雑記帳」さんの「OS X 10.7 Lion の『再開』機能を完全に無効にする、たぶん正解じゃないかと思う方法」によると、「再開」を全アプリケーションで無効化する呪文は、ターミナルで
defaults write -g ApplePersistenceIgnoreState YES
らしい。やってみた。今のところ、無効化されたっぽい。おすすめはしないが、ターミナルとは何のことだかわかる人だけ、試してみてもいいかも知れない。

さらにOS X 10.7 Lion の再起動やログアウトで『再ログイン時にウィンドウを再度開く』を常に無効にする方法もやってみた。確信は持てないが、今のところ、無効化されたっぽい。
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by nobiox | 2012-02-22 21:10 | ├Mac OS X | Comments(1) |
Adobe Creative Cloud とは何か - 3
Adobe Creative Suite Master Collection は、アドビストアで40万円。
CS4 から CS5.5 へのアップグレードは15万円。
CS3 から CS5.5 へのアップグレードは20万円。

アップグレードポリシーが従来通りだった場合どうなるか、考えてみる。
今買って、仮に2年おきに15万円のアップグレードをすると、
1年め40万円 / 2年目ゼロ / 3年目15万円 / 4年目ゼロ / 5年目15万円 / 6年目ゼロ
6年で70万円。10年で100万円。20年で175万円。

3年おきに20万円のアップグレードをすると、
1年め40万円 / 2年目ゼロ / 3年目ゼロ / 4年目20万円 / 5年目ゼロ / 6年目ゼロ
6年で60万円。10年で100万円。20年で160万円。

これが Creative Cloud に移行すると、
1年め6万円 / 2年目6万円 / 3年目6万円 / 4年目6万円 / 5年目6万円 / 6年目6万円
6年で36万円。10年で60万円。20年で120万円。

うむ。これから Master Collection を購入する人にとっては、素晴らしい制度だ。
しかしすでにMaster Collection のユーザーであるとしたらどうか。
3年おきに20万円のアップグレードをすると、
今後10年で60万円。20年で120万円。変わらないじゃないか。

Master Collection ユーザーであってすら、必ずしも値下げとは言えない。とすれば。
Master Collection までは必要ない、というユーザーにとっては、明らかに負担が増える。
Master Collection までは必要ない、というユーザーの方が、圧倒的に多いのではないか。
そもそも Master Collection のユーザーというのは、CSユーザーの何パーセントいるのか。
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by nobiox | 2012-02-01 18:15 | ├Mac OS X | Comments(0) |
Adobe Creative Cloud とは何か - 2
未来検索ガジェット通信 - エキサイトニュース
アドビ システムズは2012年上半期に、ソフトウェア製品やサービスを年間契約のサブスクリプションで利用可能にするクラウドサービス『Adobe Creative Cloud』の提供を開始することを10月のイベント『Adobe MAX 2011』で発表しました。これに伴い、デザイン・開発向けソフトウェア製品『Creative Suite(以下『CS』)』やこれを構成する『Photoshop』『Flash Professional』などのソフトウェア製品のアップグレードについて、次期バージョンからは過去の主要1バージョンのみをアップグレード対象にすると発表。『CS4』以前の製品を使うユーザーから反発の声が挙がっています。

『Creative Cloud』とは何なのか、従来のパッケージ製品はどうなるのか……などの疑問に答える形で、アドビは11月18日に『Creative Cloud』のプレス向け説明会を開催しました。この日はモバイル用『Flash Player』の開発終了で注目されるFlashプラットフォームの今後についても言及。日本法人から正式な見解が明らかにされています。

『Creative Cloud』では、大きく分けて『Creative Apps』『Creative Services』『Creative Community』の3種類のサービスが提供されます。その内訳は次のとおり。

■『Creative Apps』の内容
・『Adobe Creative Suite Master Collection』に含まれる以下の全製品が利用可能になる
Adobe Acrobat Pro
Adobe Photoshop Extended
Adobe InDesign
Adobe Illustrator
Adobe Contribute
Adobe Dreamweaver
Adobe Fireworks
Adobe Flash Builder Premium
Adobe Flash Catalyst
Adobe Flash Professional
Adobe After Effects
Adobe Premiere Pro
Adobe Audition
Adobe CS Live

・現在ベータで提供している下記の製品が利用可能になる
Adobe Edge
※HTML5/CSS3ベースのアニメーションやインタラクションを作成するツール
Adobe Muse
※デザイナー向けウェブサイト作成ツール

・Androidタブレットや『iPad』で動作する下記のアプリ製品群『Adobe Touch Apps』が利用可能になる
Adobe Photoshop Touch
※タブレット向けの『Photoshop』
Adobe Collage
※コラージュやイメージボードの作成ツール
Adobe Debut
※プレゼンテーション用ツール
Adobe Ideas
※ベクターグラフィックスツール
Adobe Kuler
※カラーテーマ作成ツール
Adobe Proto
※ウェブサイトのプロトタイプ作成ツール

■『Creative Services』の内容
・20GBのクラウドストレージ
・『Adobe Touch Apps』とパソコンの同期サービス
・電子出版サービス『Digital Publishing Suite』の『Creative Cloud』版
・ウェブサイトの構築・管理用サービス
・ウェブフォントサービス

■『Creative Community』の内容
・アイデアやクリエイティブを共有するサービス
・テクニカルサポート
・ユーザーフォーラム
※コミュニティ機能については多くの部分が未定

料金については、個人で年間6万円(月割り5000円)、ワークグループのライセンスで年間9万円(月割り7500円)。いずれも年間契約が必要になります。「ワークグループ」が法人を指すのかどうかなど、詳細な定義については今のところ不明。年間契約のほかにも、月々で支払う、必要な期間だけ支払うなどの料金体系も用意するようですが、詳細は未定となっています。

WindowsとMac、複数台のパソコンなど、1ユーザーが複数の端末で利用する場合の料金は不明とのこと。

月額5000円、消費税足すと5250円らしい。
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by nobiox | 2012-02-01 16:05 | ├Mac OS X | Comments(0) |
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