『野球術』
『野球術』。ジョージ・F・ウィル著/芝山幹郎訳/文春文庫2001年刊行/上\667/下\667。いやー、おもしろいですよコレ。びっしり文字が並んでるので全部読もうと思うとプレッシャーだが、順不同の拾い読みでも充分おもしろい。

▼「攻めのピッチング」とは打者を力でねじ伏せることではない。手を替え品を替えて打者を疑心暗鬼に追い込み、翻弄することだ。同様に、当てたい一心でなんでもかんでも振り回しボール球に手を出すのは「攻めのバッティング」と呼ばない。それこそが典型的な弱気のバッティングだ。「攻めのバッティング」とは、好きな球が来るまでじっと待つことを言う。攻めのピッチングができれば、バッターは守りに追い込まれる。by レイ・ミラー(上巻p.335、大意)。読んでるか聡文。

▼その日、怖ろしい強打者を打席に迎えた若きレフティ・ゴメスは、サインに何度も何度も何度も首を振った。あまりのことにキャッチャーがマウンドに歩み寄り問い質すと、ゴメスはこう答えた。なあ、もうちょっと待とうぜ。ヤツに電話がかかってくるかも知れないじゃないか(上巻p.212、大意)。
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by nobiox | 2006-06-20 23:44 | ├読書日記 |
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