Markdown 記法ってなんやねん、というあなたへ(布教)
(ここに書くことは Mac OS X 前提ですが、使うアプリがそうだというだけで、Markdown記法自体はMacでもWindowsでも同じです)

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以前、Macのcontrolキーについて調べていたら、するぷさんのブログにたどりつきました。よい情報をありがとうございます。試しにするぷさんのこの記事を、Markdown記法で保存してみます。

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↑愛用のテキストエディタ「mi」にコピペして、デスクトップに作ったフォルダ「control_key」に、ファイル名「control_key.md」で保存したところ。拡張子はべつに「.txt」でもいいんですが、この方がちょっと気分出るので。写真はクリックで拡大表示します。テキスト内の赤い線はタブ。違いが分かりにくいですが赤い極小点が半角スペース。個人的に要らない行はカットしました。画像の通り、さらに「img」というフォルダを作り、そこに写真も保存しました。

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↑先頭を空けて、1行目に写真をドラッグすると、、、

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↑一瞬でこうなります。これはデフォルトでこうなってるわけではなく、mi の「モード設定」で、こうなるように仕込んでます。

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↑次にコーヒーカップのボタンを押します。

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↑ほぼ一瞬でこうなります。あまり違ってないように見えますが、ほぼ一瞬で何が実行されたかというと、1)タブ記号が含まれる行の行頭と行末に「|」を付加。2)タブ記号をすべて「|」に置換。3)「|」以外で終わるすべての行末に半角スペースふたつを付加、です。

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↑仕上げにちょこちょこと手を入れて完成です。私はモタモタさんなのでここの仕上げは1分以上かかったかもしれませんが、それでも最初のコピペから数えて2分は経ってないと思います。

ただしかしこれの何が完成やねん、という感じですが、ええと、「Markdown 記法によるマークアップの完成」です。マークアップというのはですね、「テキストに意味を指定すること」です。「ここは見出しやでえ」とか、「ここは表組みやでえ」とか。マークアップ言語というのは一般に、「舞台裏でテキストをマークアップして、オモテの顔はブラウザで閲覧する」というような形式を取ります。(代表的なマークアップ言語はHTML。「.html」という拡張子、見たことあるでしょう)。これはMarkdownのウラの顔。まあ、設計図と言いますか。mi には Markdownを閲覧する機能はないので、私の場合は「Marked」というMarkdown ビュワーアプリを使ってます。では、オモテの顔を見てみましょう。

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↑「Marked」ボタンを押します。ショートカット「command + R」でも同じです。

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↑すると Marked が起動して、同ファイルをレビューします。これがオモテの顔です。「Word でいいやん」と思われたあなた、おっしゃる通りです。Word 使ってください。いいと思います。

Marked では、本文や見出しや表組みの書体、サイズ、色、行間、リンクの文字色、前後のアキ、全体の上下左右の余白などなどは、CSS をいじれば好きなように仕込み可能です。Markdownで個人的に特に気に入ってるのは、余白(特に左右の)を設定できるところです。なんでテキストエディタってウィンドウぎりぎりから始めるのばっかで、余白の指定ができないんでしょうか(「Byword」を除く)。この画面で「command + E」を押すと、逆に mi で舞台裏を表示します。EはエディットのE。編集モード。


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↑これは買ったハードウェアの個人的メモ。画面右下、歯車の左のボタンを押すと、こんな感じで大見出し中見出し小見出しの一覧がポップアップして、選んだ見出しへ飛べます。アウトライン機能、と呼ぶそうです。便利。

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↑mi にも同様の機能があります。ジャンプ機能。

↑Markdown記法は一般に普及しているとは言い難いので、他人にそのまま送るのは危険です。Markedには「HTML」「PDF」「RTF」で書き出す機能があるので、その点安心です。

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「Marked」は安いながらも一応有料なので、最初はフリーの「MacDown」で様子を見るといいと思います。MacDownは左半分が編集エリア、右がリアルタイムプレビューエリアとなっており、MacDownでMarkdown書くには mi は不要です。

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Markdown記法の最大のおすすめポイントは、簡単ってことです。覚えるべきことが、A4用紙2枚に悠々収まる。すぐ覚えられるし、逆に言うとA4用紙2枚をそのつど参照すればいいんだから、むしろ覚える必要すらない。

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↑ウチでは、ツールバーの赤い本のアイコンをクリックすると、

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↑自分用のアンチョコが開くように仕込んであります。

↓アンチョコテキストを公開します。
・見出し:行頭に「#」。「#」の数は1から6。
・改行:行末に半角スペースふたつ。
・改段:1行空ける。2行以上は無視されるので、さらに空けたい場合は<br>とか。
・強調:「**」か「_」で囲む。
・罫線:「***」あるいは「---」あるいは「____」(と半角スペース)のみの行
(みっつでなくても、みっつ以上なら可。ただし Marked は非対応の模様)

■画像
![代替テキスト](相対パス)。

●画像(サイズ指定)
<img src="相対パス" width="140" height="100">

■リンク
[リンク文字列](http://hogehoge)
●画像でリンク
[![代替テキスト](画像のパス)](http://google.com/)
●内部リンク
[リンク文字列](#post001) で「<div id="post001">」にリンク
●脚注リンク
[^1] で「[^1]:説明」にリンク。後者は前後に1行アキ必須。どこに置いても文書末に表示される。

■テーブル(前後に1行アキ必須)

|ここに|項目を|入れます|
|:-|:-|:-|
|昨日|今日|明日|
|ボールペン|シャープペン|万年筆|
|iPhone|iPad|MacBook|

■リスト(前後に1行アキ必須)
行頭に「*」「-」「+」プラス半角スペース。
ネット上には、この半角スペースの必要性を説明してない記述が多い。
「数字プラスピリオドプラス半角アキ」で数字付きリスト。
前後に1行アキ必須。

■引用(前後に1行アキ必須)
行頭に「>」。<blockquote></blockquote>の方が安定してるかも。

■カスタム
<span style="font-size:16pt; border: 1px red solid; padding: 4px;">Big</span>
<span style="color:red;">RED</span>



mi や Marked の仕込み方については、いずれまた。
今週も街の巨匠に感謝。

*マークダウン記法がブログや議事録、思考整理にめちゃ便利だったので入門記事を書いてみる(布教) | sakedrink.info
*ぼくのかんがえたさいきょうの Markdown かんきょう - モトクロスとプログラムと粉砕骨折と
*Macでmarkdownを書くときの環境 - よんちゅBlog
*文章作成やメモ書きにも便利、Markdown記法|Web Design KOJIKA17
*Marked 1.3.3 -Blog //ヴォルフロッシュ
*CotEditor用シンタックス定義 -Goodies -Works //ヴォルフロッシュ
*CotEditorでMarkdown -Blog //ヴォルフロッシュ
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by nobiox | 2016-02-03 02:39 |
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