エントリーシートという地獄
不正入試とエントリーシートと「orz」な若者たち:日経ビジネスオンライン

(の、nobioによる適当な要約)30年前も就職活動は苛酷だったが、今ほどじゃない。当時は就職解禁日を10月1日とする紳士協定が機能していた。履歴書を提出して1次面接。企業の方も、10月1日に来たヤツは自分のところを第一志望にしているとわかるから、それなりに優遇する。で、以下、10月2日組、10月3日組ぐらいまでをひと通り見比べて、二次面接に呼ぶ学生を決める。学生は電話を待つ。そう何十社も受けることは、物理的に不可能だった。

現今の就活においては、50社とか受けるのが普通である。出会いと選択の機会が増えたのは結構だが、企業も学生も、負担が増えた。学生は「落とされる」機会が増えたし、企業は「逃げられる」機会が増えた。49社も落とされたら自殺を考えても不思議はない。

いまの学生が企業に提出するのは単なる履歴書ではなく、各企業が独自に設定する、小論文試験と履歴書を兼ねたような「エントリーシート」だ。恐ろしいことに、多くの企業が「手書き」かつ「鉛筆不可」を指定している。ネットで「ESの書き方」を検索すると、「本当に入社したい会社なら、修正液はNGと考えた方が良いでしょう。書き損じや誤字脱字がひとつでもあったら、潔くはじめから書き直しましょう」てなことが書いてある。うわあ。企業は、安易なコピペを防ぐためだと言うだろうが、そんなもんに意味はない。50枚も書く以上、内容的にはコピペにならざるを得ない。電子ペーストが人力ペーストになるだけのことだ。どんな字を書くか見たいと言うなら、「名前と経歴だけ手書き」とかでいいだろう。これは、「いじめ」じゃないか。こういういじめを課した上で、結局大学名だけ見て決めるんだぜ。ひどいもんだ。
小田嶋隆はさすがに子供がいるだけあって就活事情に詳しいようだ。僕は今年甥が就職したんだけど、ぜんぜん知らなかったよこんなの。大変だったんだなあルフィ。
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by nobiox | 2011-04-04 21:05 | ├自分用メモ |
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