iTunes のスマートプレイリストで「すべての」と「いずれかの」を混用する
iTunes 8まで、ひとつのスマートプレイリストの中では「すべての」か「いずれかの」のどちらかしか使えなかった。例えば『ジャンルが「Jazz」か「World」で、レートが4つ以上の曲を集める』程度のことが、なんと、できない。それを実現するためには例えば、自分が設定している「Jazz」「World」以外のジャンルをすべて列挙して

「ジャンルがRockでない」かつ
「ジャンルがR&Bでない」かつ
「ジャンルがPopでない」かつ
「ジャンルがClassicでない」かつ
「ジャンルがHip-Hopでない」かつ
「ジャンルがOldiesでない」かつ
「ジャンルがAlternative & Punkでない」かつ
「ジャンルがAcidでない」かつ
「ジャンルがHouseでない」かつ
「ジャンルがElectronicでない」かつ
「ジャンルが歌謡曲でない」かつ
「ジャンルがUnclassifiableでない」かつ
「レートが4つ以上」

というような長大な指定をする必要があった。あるいは、まず「ジャンルがJazzまたはWorld」というスマートプレイリストを作り、さらに「"JazzまたはWorld" のスマートプレイリストに含まれ、かつ、レートが4つ以上の曲」というもうひとつのスマートプレイリストを作る必要があった。いずれにしても、あまりスマートなやり方とは言えない。

iTunes 9 ではスマートプレイリストの各行の右端、従来からあった「−」「+」ふたつのボタンに「…」というボタンが加わり、これによって、ひとつのスマートプレイリストの中で「and」と「or」の混在が可能になった。これは iTunes 9 の最も重要な新機能、というか正常進化、ではないかと思うんだが、アップルはこの点をほとんど宣伝していない。それどころか、9月9日のリリースから3ヶ月以上たった本日現在に至っても、ボタンがふたつの旧バージョンのスクリーンショットを平気で掲げている。このスクリーンショットを見て、アップル社員の誰ひとりとしておかしいと思わないのだろうか。

で、アップルの宣伝不足も理由のひとつなのかも知れないが、この「…」ボタンの使い方はいまいち(私のオツムでは)わかりにくい。例えば下図Aだと「ジャンルが○○または△△」または「レートが4以上」となり、全ジャンルからレート4以上の曲が集まってしまう。「ジャンルが○○または△△」かつ「レートが4以上」という期待通りの結果を得るには、Bのようにしなくてはならない。「すべての」を先に持ってくるのがポイントだ。
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・・・と、きのうまで思っていたのだが、今日、「Kishin Design」さんというブログで正解を知った。Cだ。いや「正解」なのかどうかは知らないが、なんとなく筋が通っていて、納得がいくではないか。これを見てあらためて考えると、「"すべての" が先で "いずれかの" が後」という理解はピンぼけであって、えーっと、いや…。考えがまとまらないのでやめておこう。とにかくKishin さんによると、5階層まで入れ子にできるらしい。
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by nobiox | 2009-12-20 20:37 | ├Mac OS X |
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