「紺野さんと遊ぼう」
原作漫画:安田浩之 / 監督:豊島圭介 / 主演:吉高由里子 / 2008年
★★…………おもしろいところもありました

ジミでヘンで匂いフェチでちょいエロな女子高生「紺野さん」の生態を淡々と描くビミョーにカルトなオタク漫画を、吉高由里子主演で完全実写化、とか聞かされればとりあえず食指が動くが、これで吉高由里子の魅力が堪能できるか、という意味ではガッカリ。だって台詞がないんだもん。吉高由里子が左利きだということはわかったが。

それに、あまりにもあからさまにヘン過ぎる。表層というかイヤむしろ奥というべきなのか、何処とは特定できない微妙で不思議な空気感に吉高由里子の魅力はあるわけで、露骨にヘンな動きや露骨にヘンな表情を全編にわたって見せられると、こんなのなら久本雅美でもいいじゃん、とか思ってしまう。いや久本雅美は久本雅美で尊敬してるんだけど、個人的にはもうちょっとさりげないトーンで作って欲しかった。

「夏の紺野さん」「紺野さんの悦楽」「待ち合わせ」「なんの差?」「帰宅部のたそがれ」「Daydream Believer」「紺野さん惚れる 初恋地獄篇」「辞書で遊ぼう」「紺野さん惚れる 恋愛監獄篇」「だんだんだん」「手仕事ニッポン」「紺野さん惚れる 告白死闘篇」「紺野さんのすべて」が、WOWWOWで放送された本編らしい。紺野さんがしゃべるのは「紺野さんのすべて」のラストに一言、そこだけ。素晴らしいと思うシーンはたくさんあったので、まあ面白いっちゃー面白い。合間におまけ(DVD特典?)として変なダンスと変なオークションが多数挿入されるが、それはさっぱり面白くない。
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by nobiox | 2009-06-27 21:51 | ├映画 | Comments(0) |
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